第一部 完 

 

新しくホームページを作りました。いや、今まで無かったのがおかしいのだけどね。
とにかく、ここから立川談吉第二部です!、、の前に
まずは第一部の終わりを振り返ります。

 

12月27日(土)は私の独演会、第八回『談吉百席』でした。

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なんだか妙なテンションでした。

とにかく明るく元気よくやろうと決めていました。

落ち着いて喋るなんて10年早いのだ!!

ということでこの日の演目はコチラ。

 

一、『権兵衛狸』

一、『二十四孝』

~仲入り~

一、『鼠  穴』

 

一席目、『権兵衛狸』。
マクラから明るく元気にやりました。”明るく元気に”、言葉にするとバカみたいですがこれが基本な気がします。本当に久しぶりに演りました。もっともっと良くなるように稽古しなくてはいけない。しなくてはいけないのです。なぜならこの噺は師匠(偉い方)に病室で教わった噺なのでとても思い入れがあるのです。鬼畜変態野郎をもう少し抑えなくてはいけないと反省。
大好きな噺。

二席目、『二十四孝』。
完全に稽古不足ですねこりゃ。ところどころ言い間違いも多し。。リベンジします。
”蚊の親分”がバッサバッサ来るところを思いついてやりたくなったのです。
近いうちにまたやります。

三席目、『鼠  穴』。
年に一度はこの噺をやらないといけない気に勝手になっています。今はまだまだですが、うまくやってみたいというのは夢です。この噺だけはどうにか自分のものにしたいですが、何年かかるかしら。私のサゲはどの真打のよりも良いものだと自負しております。王様だぁれ、、これは、賛否あると思います、笑。

 

年末のクソ忙しいのにお越し下さいまして、暖房のない中最後までお付き合いいただきましたお客さま、誠にありがとうございます。お体にお気をつけて新年をお迎えください。
ご来場、本気でありがとうございました!!!

 

というわけで今年の落語はこの日で終わりです。
二つ目になって三年、色んなやり方に迷い、誘われ、自分のレベルを知り、長所短所を理解し、また試し、うなだれ、納得する。
そうして出た結論は”明るく楽しく激しく”という一番基本のことだった。そんな当たり前のことを頭でなくからだで学んだ三年目でした。

以上をもちまして落語家立川談吉は第一部完とします。
これからは出来ることは何でもやっていこうと思っています。
今の時点でやるべき基本がわかったので、いろんな噺にも挑戦してみようかと思います。
文七元結!饅頭怖い!源平盛衰記!、、、、は置いておいて。
いろんなことをやってみますのでどうぞよろしくお願いします。

それでは立川談吉第二部の始まり始まり~☆彡

 

立川談吉 印